docomo, au, SoftBankからLINEモバイルへの乗換(MNP)方法を解説します。
LINEモバイルは2021年3月31日で新規受付終了。品質が高く家族割もあるワイモバイルがオススメ
LINEモバイルは2021年3月31日に新規受付を終了します。新規受付を終了する格安SIMを契約するのはなんかちょっとな~と思った人は、ワイモバイルを契約するのがオススメです。
ワイモバイルはソフトバンク本家と同様の品質で通信できますし、ふk数回線契約すると家族割が利用できます。
ワイモバイルのスマホベーシックプランを2021年2月17日までに契約すると、2月3月分の月額基本使用料が無料になるキャンペーンが実施中です。
ワイモバイル公式オンラインストアは事務手数料3300円が無料になり、SIM契約時は最大6000円相当還元、スマホ契約時は割引やセールを実施しているのでお得に契約できます。
ワイモバイルのキャンペーンの詳細については、姉妹サイトであるワイモバイルinfoのワイモバイルキャンペーンまとめをご覧ください。
キャリアからLINEモバイルに乗り換え
MNPとは?
MNPとは「モバイルナンバーポータビリティ/携帯電話番号ポータビリティ」といい、携帯電話番号を変更した場合に、電話番号はそのままで変更後の携帯電話会社のサービスを利用できる制度のことです。
MNPを利用することで、現在利用しているドコモ/au/ソフトバンクなどの携帯電話会社の電話番号を変更することなくLINEモバイルなどの格安SIMに乗り換えることができます。
MNPを利用すれば電話番号が変わらないので、「電話番号が変わりました」などと連絡する必要がなくなってとても便利です。
ここではドコモ/au/ソフトバンクからLINEモバイルに乗り換える方法を画像つきでわかりやすく説明します。
MNPでLINEモバイルを契約する前にチェックすること
①MNP転出には手数料がかかる
MNP転出する際はMNP転出手数料がかかります。ドコモ/au/ソフトバンクは全て3000円請求されます。
さらに、2年契約プランで更新月以外でMNP転出する場合は解約手数料としておよそ1万円請求されます。少しでも費用を抑えたい人は更新月に乗り換えることをオススメします。
②MNP予約番号を発行する必要がある
MNPを利用して今使っている電話番号をLINEモバイルでも利用したい場合は、現在利用しているドコモ/au/ソフトバンクなどの携帯電話会社でMNP予約番号を発行してもらう必要があります。
MNP予約番号の発行は無料です。お金はかかりません。MNP予約番号の発行の手順は後述しています。
③MNP予約番号には有効期限がある
MNP予約番号には最大15日間の有効期限があり、Webサイトから申し込む場合は有効期限が10日以上残っている必要があります。
なお、MNP予約番号が失効したり10日以上残っている場合はまた再発行してもらえばいいだけです。
一度MNP予約番号が失効したら永遠に乗り換えられなくなるということは絶対にありません。
④現在利用しているスマートフォンがLINEモバイルに対応しているか
LINEモバイルの契約と同時にスマートフォンも購入する方は気にしなくても大丈夫です。
今お使いのiPhoneやAndroidスマートフォンにLINEモバイルのSIMを挿して利用していきたいという方は、そのスマートフォンがLINEモバイルに対応しているのか確認しましょう。
LINEモバイルはドコモ回線とソフトバンク回線を使ってサービスを提供しています。
お持ちのスマホが対応しているかどうかは以下の記事で解説しています。
⑤本人確認書類を用意する
LINEモバイルの契約時には以下の本人確認書類が必要になります。
LINEモバイルの契約に必要な主な本人確認書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
- 健康保険証+補助書類(住民票や公共料金領収書など)
- パスポート+補助書類
⑥その他注意点
乗り換えると今までドコモ/au/ソフトバンクで使っていた「@docomo.ne.jp」や「@softbank.ne.jp」などのメールアドレスが使えなくなります。
LINEモバイルの申込みの際にはGmailなどのフリーメールアドレスを使うようにしましょう。
LINEモバイルの契約で必要なもの
- 本人確認書類
- クレジットカード
- メールアドレス
- MNP予約番号(MNP転入の場合)
LINEモバイルはクレジットカードなしでも契約ができます
LINEモバイルの支払い方法は、
- クレジットカード払い(クレジットカードで決済)
- LINE Payカード決済(チャージ式プリペイドカードで決済)
- LINE Pay決済(LINE Payに登録したクレジットカードで決済)
の3つの支払い方法が用意されています。
クレジットカードをもっていなくとも、LINE Pay カードというチャージ式プリペイド式カードを用いることで契約・支払いすることができます。
LINE Pay カードについては以下の記事で解説しています。クレジットカードを持ってない、どうしてもクレジットカードを作りたくないという方はLINE Payカード決済を利用してみてはいかがでしょうか。
なお、契約と同時に端末を購入する場合の支払い方法はクレジットカード払いに限定されます。
LINEモバイルへ乗り換える前にチェックしておくべきこと
解約されるのはLINEモバイルへのMNP転入が完了したとき
ドコモ/au/ソフトバンクが解約されるのは、LINEモバイルへの転入が完了したときになります。転入が完了したと同時にドコモ/au/ソフトバンクが自動で解約されます。
LINEモバイルに乗り換えるからといって、ドコモ/au/ソフトバンクを事前に解約する必要は一切ありません。
- 2月5日にLINEモバイルのSIMカードが届く
- 2月5日に利用開始手続き(開通作業)を行う
- LINEモバイルへの転入が完了する
- LINEモバイルへの転入が完了したと同時にドコモ/au/ソフトバンクは自動で解約される
- ドコモ/au/ソフトバンクの解約日は2月5日になる
解約と開通のタイミングは別々にはできません
ドコモを利用している人がLINEモバイルをMNPで申し込むとして、
- ドコモ解約のタイミングは8月31日にする
- 9月1日からLINEモバイルのを開通させたい
ということはできません。LINEモバイルの開通手続きをした日がドコモの解約日になります。
8月31日に開通手続きをしたなら8月31日がドコモの解約日=LINEモバイルの開通日になります。
9月1日に開通手続きをしたなら9月1日がドコモの解約日=LINEモバイルの開通日になります。
今時の格安SIMは不通期間はほとんどありません
一昔前の格安SIMでは、WebからMNP転入で格安SIMを申し込んだ場合は、格安SIM会社側で転入作業(ドコモ/au/ソフトバンクから格安SIMへの回線切替)が完了してからSIMカードを発送していたため、格安SIMカードが届くまで2~3日ほど電話やネットが使えない(不通期間)がありました。
しかし、今時の格安SIMでは不通期間はほとんどありません。
今時の格安SIMはで格安SIM回線への切り替え作業ができるようになっています。LINEモバイルの場合は、回線切替は早ければ数分、遅くても数時間で完了します。
LINEモバイルへの乗り換え(MNP)方法と手順
- MNP予約番号を発行する
- LINEモバイルに申し込む
- 利用開始手続きをする
- APN設定する
1. MNP予約番号を発行する
まず現在契約中の携帯電話会社で「MNP予約番号」を発行する必要があります。LINEモバイル契約時にこの番号が必要になります。番号と有効期限をメモしましょう。
各携帯電話会社の店頭でも申し込むことができますが、以下ではウェブサイトや電話での申し込み方法を説明します。
MNP予約番号発行時の契約名義と、LINEモバイルへのMNP転入申し込み時の名義が同じである必要があります。携帯電話の契約名義が誰になっているかを確認しましょう。
また、MNP予約番号は最大15日間の有効期限があり、申し込みには有効期限が10日以上残っている必要があります。
ドコモを契約中の方
- PC・スマートフォンの場合 : 受付時間は9:00~21:30
My docomoの「ドコモオンライン手続き」にアクセス > 「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)
引き止められたりしますが、完全に無視して下に下に、どんどんチェックをいれて進みましょう。 - 電話の場合 : 受付時間は9:00~20:00
ドコモの携帯電話からは局番なし「151」(無料)をコール。
一般電話なら「0120-800-000」(無料)をコール。
ガイダンスに従い、オペレーターと繋いでもらったら「MNP予約番号の発行をお願いします」といいましょう。こちらも引き止められますが、断りましょう。
auを契約中の方
auはPCやスマホでMNP予約番号を発行することができません。ガラケーならウェブで、それ以外は電話か店頭のみになります。
- 電話の場合 : 受付時間は9:00~20:00
「0077-75470」(無料)をコール。 - ガラケー(EZwebのみ)の場合 : 受付時間は9:00~21:30
My au > 申し込む/変更する > au 携帯電話番号ポータビリティー(MNP)
ソフトバンクを契約中の方
ソフトバンクもPCやスマホ、4GガラケーでMNP予約番号を発行することができません。3Gのガラケーならウェブで、それ以外は電話か店頭のみになります。
- 電話の場合 : 受付時間は9:00~20:00
ソフトバンクの携帯電話からは局番なし「*5533」(無料)をコール。
一般電話なら「0800-100-5533」(無料)をコール。 - 3G ケータイの場合 : 受付時間は9:00~21:30
My SoftBank > 各種変更手続き
2. LINEモバイルに申し込む
MNP予約番号を取得したら、LINEモバイルに申し込みましょう!
音声通話SIMを選択するとMNP予約番号入力項目が表示されます。
「他社からの乗り換え(MNP転入)」を選び、MNP予約番号、MNP予約番号の有効期限、転入予定携帯電話番号を記入してください。このとき、番号の入力ミスなどがあると審査NGになるので注意してください。
MNP情報に不備があると申し込みがキャンセルになります。ですが、端末を購入していた場合の支払いは取り消しができないので注意。
3. 利用開始手続きをする
LINEモバイルのSIMが手元に届いたら、利用開始手続きが必要です。これを行わないとLINEモバイルに移れません。手続きを忘れていても自動的に実施されます。
利用開始手続きが完了するまでは、今まで使っていた携帯電話会社を利用することができるので、空白期間はほとんどなしで移ることができます。
利用開始手続きはWebまたは電話で可能です。詳細はこちらの記事をご覧ください。
4. APN設定をする
利用開始手続きが完了するまでしばらくかかりますので、完了後すぐ使えるようにAPN設定を行いましょう。
APN設定はLINEモバイルのSIMカード単体で契約した人のみ必要になる設定です。契約と同時にスマートフォンを購入した人はAPN設定は必要ありません。
APN設定とはスマートフォンでデータ通信や音声通話をするための設定で、APN設定を行わないと
届いたSIMカードをスマートフォンなどの端末に挿しましょう。
Androidの場合
設定>無線とネットワーク(ネットワークとインターネットなど)>モバイルネットワーク>アクセスポイント名
以下の項目をすべて入力してください。下記の項目以外は入力不要です。
名前 | LINEモバイル |
APN | line.me |
ユーザー名 | line@line |
パスワード | line |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
以上を入力し終えたら、保存してください。保存しないと再度入力することになるので注意。保存後、「LINEモバイル」を選択したのち、閉じましょう。
iOSの場合
Wi-Fiに接続しSafariを起動。以下のダウンロードURLから構成プロファイルをダウンロード、インストールするだけです。
https://mobile.line.me/apn/line.mobileconfig
設定後つながらない場合はしばらく待つか、再起動してみてください。
契約後やっておくといいこと
契約者・利用者連携
LINEモバイルを契約したら、LINEアプリと連携させると便利になる機能がいくつか使えるようになります。
契約者連携を行うと、ワンタップでマイページログインできたり、毎月月額基本料の1%分LINEポイントがもらえるようになります。
利用者連携を行うと、自信のデータ通信量を友達にプレゼントしたり、アプリ上でデータ残量の確認をしたりすることができます。
- 契約者連携 : 「LINEモバイル」アカウントを友だち追加>メニュー>契約者連携>ID・パスワード入力
- 利用者連携 : LINEモバイルマイページ>契約情報の利用コードをメモ>「LINEモバイル」アカウントを友だち追加>利用コード入力
乗り換え手続きは完了です
利用開始手続きが完了していれば、LINEモバイルでの通信を行うことができます!
MNP予約番号の有効期限と名義さえ気をつければさほど難しくはないかと思われます。
LINEモバイルへようこそ!
お得なキャンペーン実施中!
LINEモバイルでは、様々なキャンペーンを実施しています。
詳細は LINEモバイルのキャンペーンまとめ記事をご覧ください。